2020/08/19

ロンドンのDrum City

The BeatlesのRingo Starrが、Ludwigのドラムセットを購入し
1963年より使い始めたことは有名な話。

そのドラムセットを購入した楽器店は、ロンドンの『Drum City』という店なのだが
店舗がどこにあったのか気になっていたので、調べてみた。


そんな情報残ってるんかいなって思いながら
調べてみたところ、意外とすぐに分かった。


住所は、『114 Shaftesbury Avenue, London』。中華街とSohoエリアの間の道。
確かにもう少し先のSohoエリアは、楽器店が密集しており、ここにお店があったことは頷ける。
勝手に南ロンドン辺りにあったと思っていたのだが、お店は一等地にあったんですな。

丹念に調べたところ、住所が統合されて
現在ではどうも使用されていないHouse numberである様子。(現在は116)
実在した店舗の建物には、今はエステの店が入っている。

オープンは1950年代末だが、ロンドンで初めてのドラム専門ショップだったとのこと。
CreamのGinger bakerもよく来ていたらしい。
Drum City社長のIvor Arbiterが、Beatlesのロゴとして広く知られる『Drop T』をデザインし
バスドラムのヘッドに描かせたのは有名な話。


マネージャーのEpstainから依頼されたとき、IvorはThe Beatlesをまだ知らなかったそうな。
このIvor社長、面白いことに、日本のカラオケを初めてイギリスに導入した人物としても知られている。

ところで、いつも気になっていたことがあるんだが
浅草のドラム専門ショップ『ドラムシティ』は、ロンドンのDrum Cityとは
全く関係なく命名されたのであろうか。
いゃ、“わしらが日本のDrum Cityになるんじゃあ!”と名付けられたなら
ステキだなぁと思って。(爆)

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