こ、これは?!
サイズは14×8。
材質は、木目の色合いと香りからして、メイプル材でしょう。
Pearl製ということで売り出されてたが、これは明らかにPearl製シェルではない。
等厚6plyとPearlで前代未聞の6ply reinforcementのシェル構造。
エッジがやや鋭く、外側エッジに丸みあり、Pearlのそれとは全く異なる。
シェルの軽さ、音の明るさから考えて、Keller製シェルと思われる。
塗装はラッカー塗装で、エッジの塗装乗りを見ると、塗り直しではない。
シースルー塗装だが、国産品と比べるとクリアラッカー層が薄く、いささかライトな工程。
ラグはPearlのCL-100だが、穴の位置関係やラグ痕を見ると
最初からこのラグを用いるつもりで作られている。
なぜかPearlの旧タイプのストレイナーとLudwigのバット(こちらも古いタイプ)が付いている。
改造の穴跡から、これらはオリジナルから付け替えられてる。
また、バット側になぜか2個目のエアホールあり...。
フープは2.3mmフランジフープ。これも形状からメーカー不明だが外国産っぽい。
あとは不思議なのが、ロゴバッジが付いていた痕跡がない。
剥がしたにしろ、ボルト痕や接着剤の痕があるはずであるが...。
エアホールと一緒にバッジをはめるタイプだったかも知れない。
総合的に判断して、おそらくはアメリカのガレージメーカー製と結論づけている。
音はすこぶる良いw
色々と手を加えて、別物スネアになる予定です。
あ、その前に10インチスネアの製作が先だった...。
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