ラベル ドラムヘッド の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ドラムヘッド の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022/10/29

ムーンジェル練習パッド

ジェル素材で有名なドラムパッドである
RTOM社の『ムーンジェル』

7インチの小型練習パッドが有名だが、もっと大きい
14インチ口径の『Workout Pad』という製品もあり
自分の最近のメインパッドである。

RTOM 『Moongel Workout Pad』

ムーンジェルは、ジェル素材故に
スティックのリバウンドが少ないことが特徴であり
これくらいリバウンドが少ない方が、実は
本物のドラムの打感に近いと思っている。

さて、このWorkout Pad、14インチという大きさからしても
実際のスネアドラムの打面の上に乗せて使うことを
前提にしているデザインだと思うが
それにしても、パッド単体では味気ない。


しかし、使い古しのヘッドの裏側から乗せてあげると



一気にドラム感が出てくる!
まさかのリムショットも可能に(笑)。

やる気もアップする、おすすめの豆知識。

2022/02/06

Evans UV1 ドラムヘッド

新たなスタンダードなヘッドを求める旅。

従来のEvans社のコーティングヘッド(G1、G2など)は
各社ドラムヘッドの中では、コーティングがかなり脆いほうだと思う。
温度の影響か、たまにコーティングが劣化してべたつくときもあり
ホコリやらクズやら、色んなものがくっつく(笑)。

Evansは、おそらくそれをずっと指摘を受けてきたのだろう。
そこで満を持して、新たなコーティング技術を開発、導入したEvansヘッドが登場した。
その名も、Evans『UVシリーズ
UV照射を行って、コーティングを硬化し、従来とは比較にならないほど
コーティングの耐久性を向上させたものとのこと。



2~3年前から発売されていたのだが、そのEvans『UV1』ヘッドを、やっと試す。
Evansって、最近化粧箱変わってたのね。


UV1ヘッドの全体像。
そういえば、Evansはロゴもリニューアルしたんですな。端正なイメージ。



ベースとなるフィルムは、Remoで言うところのスムースホワイトのようだ。
このベースフィルムもUV1用に開発されたものらしく
従来の10milのフィルムよりも、耐久性が強化されているとのこと。

エッジ部分にはコーティングがかかっておらず
シェルのエッジとの接触部が見える点が面白い。
外縁のみコーティングがされていない理由は
UV硬化をしているため、テンションをかけていくと
エッジ付近のコーティングが割れてしまう、ということなのかも知れない。


売りのUVコーティングだが、Remoのコーティングと比べると
ややきめ細やかな手触り。優しい触り心地なので、パッと見では
このコーティングが特別に強いようには見えない。


コーティングが最も摩耗するのは、ブラシでの演奏のとき。
Remoヘッドは、ワイヤーブラシで擦ってると、コーティングがはげまくるのだが
もし、このUV照射による新技術で剥げないとしたら、すごい。
使用による経時的変化は、今後追っていく。

さっそく、手持ちのスネアに張ってみた。
Level360仕様なので、シェルを擦らず、圧迫もせず。
どんなシェルにもはめやすいのは、Evansの強みであり、魅力。


スタジオで、2回ほど叩いた印象。
タッチはやや硬めか。出る生音もかため。
いつも2プライを好むので、1プライ特有の高音域の倍音が気になるが
それでも1プライとしては、まとまりのある音だと思う。
録音した音を聴くと、生音よりははるかにキレイな音。
小綺麗にまとまっている音、というEvansの特徴はよく表れている。

打痕も付きにくく、肝心の耐久性は、確かに十分ありそうな感じ。
もう少し使いこんで、魅力を検証しようと思う。

2022/01/13

ModernなVintage

私の好みのスネア用ヘッドは、間違いなくRemo『Coated Emperor』であるが
Aquarian『Modern Vintage』も推しである。

『Modern Vintage』

Modern Vintageは、カーフスキンを模したヘッドだが
独特のもっちりしたサウンドと叩き心地が特徴的。
とにかく乳白色の見た目が最高で、コーティングの手触りもまた良い。

近年Aquarian社は、採用しているMylarフィルムの見直しを行い
ヘッドの素材をNu-Briteフィルムと呼ばれものに
すべてチェンジしたとのこと。
アタックとレスポンスの増強と、フォーカスされた
ピッチと響きを作ることを目的としていると。
Nu-Briteについては、詳細情報がなく
他社のフィルムとの違いは明確には分からなかったが
どうもMylarフィルムの中の一種らしい。

Modern Vintageの(というかAquarianヘッド全般)の欠点は
サイズがきつめであるため、シェルによっては嵌めるのがきつい点。
アルミサッシのサイズがギリギリをせめており、ものによって装着しにくい。
厚めのカバリングのモデルなどは、特にきつくなる。

シェルがやや大きいヴィンテージドラムにも付けられるように
アルミサッシの口径をやや大きめにしたものが
『American Vintage』シリーズである。
Remoもこれを真似たのか、現在やや口径の大きいヘッドを発売している。

『American Vintage』

さらに、このVintageシリーズの仲間として
数年前より、Vintageシリーズ2プライヘッドである
『Modern Vintage Ⅱ』『Deep Vintage Ⅱがラインナップに加わった。

『Modern Vintage Ⅱ』
『Deep Vintage Ⅱ』

ロゴが全く同じなので、見分けがつかないけど(笑)
ロゴに記載してある名前で、かろうじて判別できる。
Modern Vintage Ⅱが7milの2プライで、好みのCoated Emperorと同じ構成。
Deep Vintage Ⅱの方は、10milの2プライである。

現在手持ちのスネアに、Modern Vintage Ⅱを張っているが
印象としては、倍音が整っている上に、太さも増強されており、秀逸。
なおかつ、Modern Vintageでのもちもちサウンドは
2プライになってもそのまま生かされている。

大部分のドラムメーカーでは、Remoヘッドが標準で張られていることが多く
大御所というところもあって、多くのドラマーがRemoヘッドに馴染んでいる。
スタンダードなメーカー以外のドラムヘッドは、なかなかの高額であり
気安くは試せないために、多く流通している故に価格が安く
使い慣れたスタンダードなもの(Remo製)を反復して使うことになり
新規メーカーの参入が難しいという状況を繰り返しているかも知れない、と推測する。

世の中には、大手メーカー以外のマイナーなメーカーのヘッドも割と存在しており
実はまだ出会っていない宝が眠っているかも知れない。

ドラマーには、Remo Coated Ambassadorこそが至高であり
それ以外は認めないと考えている妄信的な者が、割と多い。
そんなものは演奏するジャンルやスネア、また好みによりベストは変わるものである。

あまり他人の言うことを鵜呑みにせずに、自分で試してみて
自分がいいと結論付けたものを、嬉々として使うのが良い。
音だけでなく、“叩き心地”も、ヘッドを選ぶ上で大切なファクターである。

2021/11/18

裏方ヘッド

ドラムは経験を積むほど、音作りの中でドラムヘッドの選択が
どれだけ重要なファクターを占めているのか、痛感するものである。
ドラムの構造は膜と筒から成り、音を出しているのは基本ヘッドなので
当然と言えば当然なのかも知れない。

所有するスネアドラムの中で、いくつかのスネアには
スネアサイドヘッドに、厚めのRemo『Emperor Snare Side』を張っている。


触っただけで、通常のスネアサイドよりも厚いことが分かる。
ちなみに厚めのスネアサイドヘッドと言っても
打面用のクリアDiplomatよりは薄い。
打面用のクリアDiplomatは7.5milだが
サイドヘッドのEmperorは5milである。

個人的に、スネアの音は裏ヘッドの音がしっかり鳴っている音
つまり、裏ヘッドが効いている音が好きなのだが
サイドヘッドが厚い方が、やはり裏ヘッドの存在感は一歩前に出てくる。

またスナッピーの音がキンキンせずまろやかになる。
総じて、スネアの音が太くなるので、打面のほうも
Emperorなど厚めのものだと、相性がいいような気がする。

これとは逆に、Diplomatの薄いスネアサイドヘッドは
柔らかい音を期待したが、サイドヘッドの音のパリパリ感が増し
いまいち理想とはかけ離れていた。
Ambassadorは、まぁ可もなく不可もなく標準的。

特記事項と言えば、Emperor snare sideは厚いために
通常のスネアサイドほどフィルムが伸びない。
フィルムが伸びないくせに、通常の打面ヘッドほど耐久性もない。
したがって、普通のAmbassadorスネアサイドのノリで
裏面のハイテンションをかけていくと、一気に割れることがある。
扱いには少し注意を要する。ミシミシ言ってきたら要注意(笑)。

このように利点、短点とあるのだが、音が気に入っているので使っている。
厚いという点が高じて、耐久性が高い(であろう)ことにも期待したい。

2015/09/20

RMV Brazilian Drum Head


周期的にやってくる、「RMV drum head」が気になる病。

現行ドラムヘッドのタッチの硬さに、たまに食傷気味になることがあり...。
RMVはフィルムの柔らかさが特徴だそうで。
今でも国内に入ってきているのか不明だが、まだ店頭でちらほら見かけた気がする。
いよいよ試してみるかなぁ。

ちなみに今年で創業40周年だそう。

2015/08/17

ドラムヘッドの値段


ここしばらく、標準的な1plyヘッドでどれだけ良いチューニングができるかに
こだわってきたが、私はRemoで言えば、元々2plyのEmperor好き。
Coated AmbassadorとEmperorは見た目はあまり変わらなくても、全く別物のヘッドだと思う。

久しぶりにEmperorが張りたくなってストックを見たところ、手元になかったので
ネットで調べると、ドラムヘッドがすごく値上がりしていることに驚いた!

昔はCoated Ambassador 14インチって、980円くらいで買っていた気がするのに
今では倍くらいの売価になっている。
輸入業者のピンハネかと思い、アメリカ現地の値段を見てみると
日本よりは安く売られているものの
やはり定価自体が日本国内と同水準に値上がりしていた。

消耗品であるヘッドっていつから高級品になってしまったのだろう。
現在の値段を考えると、気軽にポンポン買うことのできない代物になっている。
素人考えかも知れないが、アルミの枠とポリフィルムのシートが
どうしてそんな価格設定にならなくてはならないのだろうか。
原材料の高騰?人件費の上昇?
ギターの弦くらいの手ごろな値段であれば、ドラマーもあれこれチャレンジできるのに。

ドラマー人口の増加と企業努力により、ドラマーに良き時代が訪れることを祈りつつ...。

2014/07/29

REMO 14mil ヘッド



REMO社のカスタムスネアヘッド。
購入してから何年も経っているので記憶が曖昧だが、確か14mil 1plyのcoatedヘッドだったと思う。
DuPont社が14milのMylarフィルムの作成に成功したとか何とかの頃。
当時は特注品かサンプル品であったが、現在ではレギュラー商品化され
「REMO X14」(海外のみ)や「EVANS G14」として販売されている。

Ambassadorの厚さが10milなので、その1.4倍の厚みを持つ。
Emperorが7milのフィルム2plyで計14milなので
このヘッドはEmperorと等厚だがシングルプライという代物である。
厚めの1plyとして華々しく登場したAmbassador Xが12milなので、それよりもさらに厚い。

久々に引っ張りだして使ってみた。
購入当時、かたい音だなと感じた記憶があるが、今回も同様の感想を持った。
大袈裟に表現するとすれば、“板を叩いている感覚”。
スティックが沈み込むような感触は全くない。

レスポンスは速く、とにかくアタックが強烈。
驚くべきは、打撃のパワーに比例してどこまでも鳴ってくれる点と
タップやゴーストノートの音が異様にデカイ点。

Emperorと等厚であるものの、Emperorとは音も打感も全然似つかず。
7milフィルムの二枚重ねのEmperorのほうがまだ柔らかく、音も太い。
またうまくチューニングしないと音が詰まりやすい傾向。

うーんと思ってCoated Ambassadorに張り替えてみると
故郷に戻ってきた懐かしい感覚に(爆)。

陳腐な表現だが、アタック重視のラウドなロックやメタルに合う音であると感じる。
1plyのためミュート系ヘッドほどデッドではなく、そこに商品価値があるのであろう。
しかしパワーヒッターが叩いたら騒音にかき消されてしまい
そんな違いなど表出されない気もするんだが…。

散々厚フィルムのヘッドの話をしたが、最近はREMO DiplomatやLuwdig Mediumなど
7.5milの薄いヘッドが個人的に好み。
柔らかい打感と豊かな振動で、“太鼓”を叩いているという実感が持てる。

2014/05/15

Remoヘッドの反撃

(※パール公式HPより転載。クリックで拡大。)

Remo ドラムヘッドのテクニカルガイドとして、上記のような内容が掲載された。
どうも聞き捨てならぬ内容だったため、取り上げてみた。

これは他社のヘッド、特にEVANS Level 360を思いっきり意識した記述だと思う。
一見いかにもと思わせる理屈だが、個人的にはだいぶ「?」である。

ドラムを鳴らすには振動を抑制しないことが大切であることは同意できる。
しかしその理論展開が、強引かつ、意味不明。

エッジトップ内側のフィルムが浮かんでいることが、フィルムの振動を大きくし...とあるが。
ゆるゆるの遊びのあるヘッドが打撃のエネルギーをどうしてドラムに伝えることができるのであろうか。
例えばテンションのかかっていないギターの弦は、音を奏でるどころがびびるだけであることは
自明の理である。

また、エッジより外側のフィルムがリムと接触してしまい、振動を妨げる云々...。
それが触れた触れないの音の違いが人間の耳で判断できるとでも?
その理論だと、現在多く持てはやされている外側ラウンドエッジの存在意義はどうなる?
そもそもリム自体も接触することで一緒に共鳴しているのでは?

仮に正しいことだとしても、世の中のドラムシェルと装着するフープは同じサイズ設定でも
メーカーにより大きさや形状がかなり異なるという事実を、あまりにも無視した理論。
Remoヘッドだって、付けるシェルやリムの形状によって余裕で接触すると思わないのか?

ヘッドの品質で最も要求されることは、ローテンションにおいて
いかに均一にエッジにコンタクトするかということ。
その観点ではEVANSのLevel 360はかなり優秀な性能を持っていると思う。

それでは、EVANS Level 360の機構こそがドラムヘッドとして至高なのか?
いいや、そんな単純な理論ではない。
言うまでもなくドラムサウンドは複数の因子が関連して音質を決定する、multifactorialである。
相性、バランス...多因子が決定する実に奥が深い世界。
その多様性こそがドラムサウンドメイキングの楽しさであり、奥深さである。

世の中、根拠のない事実の流布が横行しすぎている。
それでメシを食うやつらも多く、社会経済の一部を構成していることも無視できない現実である。
しかし、与えられたことは鵜呑みにせず、自らの意思・経験で最終的に判断すべきと常々思う。
そうでないと情弱として踊らされ続けるのみ。その分野の発展にも寄与しない。

今回のRemo社の屁理屈には閉口せざるを得ないが、私はRemoにもEVANSにも愛着を持っている。
だから両社ともに、今後の魅力的な商品開発に期待をかけたい。

2013/03/12

Evans Level 360


NAMM2013で発表された、EVANSのLevel 360。

特徴は以下の4点。
 ① Steeper collar
 ② Roll-over hoop
 ③ Ballanced contact
 ④ Greater tonal range

最大の特徴は、ヘッドカラーがやや外に広がる角度で設定されていること。
それにより空間的な余裕ができ、YouTubeで動画を見たが
確かにシェルのエッジにストレスなくフィットし、ヘッドがスルスル回転している。
従来のヘッドとは一線を画している感じだ。

この新しいシステムはEvansの全てのシリーズに適応されるらしい。
個人的に大歓迎であり、非常に楽しみ。

早く試したい。

2012/10/07

EVANS ドラムヘッド



EVANSのドラムヘッドは径が少し大きい。

REMOは標準的だと思うが、AQUARIANはかなりきつめ。
AQUARIANは装着するドラムシェルが制限される場合もあるだろう。

私はカバリングを施したドラムを愛用するので
AQUARIANはまずデフォルトとして付けられない。
REMOも場合によっては少し装着しづらい。

そんな中、救世主となったのがEVANSのドラムヘッド。
色々試して分かったのだが、数あるメーカーで最も径が大きいことに気づいた。
REMO等も装着できないわけではない。
しかし、シェルにきつくはめられたヘッドは伸びのびと振動できない気がするのだ。
EVANSのヘッドは余裕を持って装着でき、そして豊かな音を奏でる。

昨今のREMOヘッドの品質の悪さには閉口していたので
EVANSヘッドの導入は、品質の高さと口径の余裕という一石二鳥の収穫があった。

それにしてもREMOヘッド...品質が安定したという話は聞かない。
トップメーカー故の“驕り”だろうか、最も不満なのは、エッジの形成のばらつき。
シェルに均一にテンションをかけることすらままならない。

いつもヘッドを購入する度、はずれか当たりかとドキドキするのだ。
魅力的なヘッドが多いのは事実であり、ロングスタンダードなアンバサダーシリーズの
音の“色気”には到底抗えないものがあるが...
もう少し安心して使えるようにしてほしい。

と言っても、REMOのヘッドもきちんと使っています。
現在セットにてアンバサダーXを熟成中。