アメリカのCruz TOOLS社のTハンドルドラムキーである。
最初、イケベ楽器秋葉原店で見かけたときは
「テンションボルトをそこまでハイトルクで締めるやつなんか、おらんやろうかちゃwwww」
と思っていたが(汗)、後日Tハンドルには別の意味があったことを知った。
竹とんぼの要領で、慣性によってぐるぐるとボルトを回すことができるというのだ。
それまで、急ぐ時やタイコの点数が多いときは、電動ドリルで行っていたが
これだと電気も不要。
興味を持った私は、さっそくブツを購入。
試してみると、あっという間にテンションボルトをはずすことができる。
確かに、なぜこの手の商品がもっと早く登場しなかったのか疑問に思うくらい
ボルトの開け閉めがスムーズにできた。
これはまさに目から鱗。
今では手放せないツールになってしまった。
のちに色々と検討を重ねて分かったことだが、このTハンドル
とてもよく考えて作られていると思う。
一般工具ではないドラム用として用いるために、もっとも適切な仕様が
このサイズや口径だったのだろう。
軽すぎず、太すぎず。
ただ、横軸が取り外しできないのがとても残念。
それができれば、コンパクトに収納して持ち運びがしやすいのに。
実は、このTハンドルの功績は、ヘッド交換がしやすくなっただけではない。
先に付いている、ドラム角頭⇔1/4sqの互換ソケットを商品化している点である。
これにより、一気に一般工具のドラムへの応用が可能になった。
その話はまた後日に...。
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