2014/08/23

63年製 Jazz Festival その後

以前Restorationした1963年製、Ludwig Jazz Festival model。
フープをNickel Brass hoopから普通のSteel hoopに変更してある。



現在は上下ヘッドともにRemo Renaissanceを張っている。
Ludwig white coated mediumが一番合うんだが...何となく。
これはこれで乾いた良いサウンドが出せる。


Beatlesの曲の中で、個人的に「Help!」、「The Night Before」や
「Drive My Car」などで聴かれるスネアサウンドが好みである。
たぶんJazz Festivalで出せる最も良い音がそれらだと思うが
このスネアでも全く同じコロンコロンとしたRingoスネアの音が出せる。
さすがは同年代。

RingoはBeatles全般を通じて、ほぼひとつのスネアを使い通したが
曲によってスネアサウンドに結構違いがある。
当時はチューナーなんていなかっただろうし
Ringoがどんな考えを持ってチューニングしていたのか、気になるところ。

そもそもドラムをチューニングするという概念があったのかどうかすらあやしいが
本人の性格からして、ほとんどこだわりはなかったのではないかと予想される。

でも、どの音も曲にマッチしているので、時代が成せる技なんだなぁと思う。

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