かねてから交換をしたかった、Ludwig Black Beautyのストレイナー。
元々は60年代のストレイナーである、『P83』を装着し使用していた。
本来は、プレミアムストレイナー『P86』に変えようと思っていたのだが
数年前より、Ludwig社の新型ストレイナー『P88AC』が単品販売されることになり
緩み防止のロック機能が付いてたりと、現代技術の恩恵を受けることができるため
そちらを選択することに。
そして、やっとこさ入手。
従来の『P85』は、緩みやすいわ、レバー曲がりやすいわで色々と評判が悪かったので
Ludwig社もやっと本腰を入れて変えてきたか、という印象。
今回はダイキャスト製で硬性が高く、操作していて安心感がある。
シェルとの接触部分にはゴム製ガスケットが付いており、気遣いを感じる。
こちらが回転ノブの根元の拡大図。
ギア状になっているので、ノブの緩みをシャットアウトするという機構。
しかしながら、ギアの対側が樹脂なので、やがて摩耗してくる可能性もある。
耐久性については、追跡が必要か。
また、これは操作時の静寂性にも一役買っていることだろう。
バットはこれと言った特徴は無いかな。でも従来のButt plateの『P33』よりは
だいぶコンパクトになった印象。
そして、『P33』は本体自体がシェルを貫通する作りだったので
シェルの取り付け穴が大きくなっているが、この大きな穴を塞いで
4㎜穴として使うための互換ワッシャーも付属している。
そして、組み立て完了の図。
紐の結び方がおかしいというツッコミはなしで。
ベストフィットしており、ノイズも少なく、操作性もなかなか良い。
特にレバーが大きいので、取り回しやすい。
このレバー、大きく長いので、ラグに引っかからないか気になったが
さすがにそこはちゃんと設計されており(笑)、全く当たらず。
今回、最新型のストレイナーの方を選んで正解でした。
さすがに古いストレイナーとは安心感が違いますな。
ちなみに、どマニアの人はもう気づいているかも知れないが
これ、70年代Black Beautyじゃありませんから。私がそんなもの買うわけがない(爆)。
一度手放してやっぱり忘れられなくて買い戻して、改造を施したといういわくつきの一品。
ストレイナーも変えたことだし、ガシガシ使っていきたいです。