2013/09/29

最近のドラム業界に思う


ここ数年のドラムのカスタムメーカーの台頭がすごい。
主にアメリカで、次から次へとオリジナルドラムメーカーが誕生している。
たぶん、誰も全てを把握しきれないくらい。

それは、近年ドラムの部品が小売されるようになった影響が大きいと思う。
ドラムシェルすら小売店から購入できるし、Staveシェルなら個人でも作れる。

SJC Custom drumsなんかは、奇抜なデザインを次々と発表しており
毎度毎度、そうきたかとカルチャーショックを受ける。

しかし、数多くのカスタムメーカーの誕生とは裏腹に
あくまでドラムの外観だけの変貌の繰り返しのような気がしてならない。

果たして、肝心の音は?シェルは?エッジは?

見た目は奇抜で個性的でも、果たして“音”までも
今までのドラムと大きく異なるだろうか?

Staveシェルを採用している一部のメーカー以外は
おそらくはほとんどがKeller shellを使っているだろう。
そしてエッジは最も標準的な45度を採用しているところが多い。

Keller shellでもメーカーによって音違うよ?と言われそう。
でも、自分に言わせれば所詮それがそれ。
見た目はバリエーション豊かで奇抜なものの、ユーザーが選択できる音は
どれもそう変わらないのではないかと思っている。
あとはフープ、ヘッドやチューニングで個別化をはかるくらい。

OCDPの穴空き厚胴や、TAMAやSonarのベルブロンズなど
強烈な個性があるドラムがやはり魅力的。
以前、コンクリートってドラムの素材として面白そうと考えたことがあるが
DWから本当にコンクリート製スネアが発売された。
ガラス製のシェルも面白そうと思ったが、ネットで見たら海外で既に作っている人がいたww

あらゆるデザインや素材のドラムが開発され、さらにドラムはとても原始的な構造である故に
特に大手メーカーはそろそろ新商品のアイディアが頭打ちになってきているのではないかと思う。
実はちょっと心配しているww

圧倒的な個性の違いを主張するためには、やはりシェルとエッジ、フープが命。
これは?!と思わせる唯一無二のドラムの誕生に期待するところである。

2013/09/26

On Air- Live at the BBC Volume 2


そうなんです、2013年11月11日に全世界同時発売なんです。

Amazonさんからのお知らせメールで知った(爆)。
ちなみに昔発売された「Live at the BBC」もリマスターで再販されるという。

またもやられた、Beatles商法!!
よくもまぁ、次から次へとネタ(新商品)を小出しにしてくるものだ。

くっそ、誰がこんなもの!!...楽しみにしてます...。