2018/07/22

夏休み工作2018 シリーズその4

さて、今回修理したかった内容のひとつに、「フレームの矯正」がある。
使い込まれていたせいか、フレームが少し横に広がっていたためである。


上記写真のように、フレーム支柱間のRocker shaftが入る部分は
60年代~90年代最終型ともに、通常は“8cm”である。

使い古されたvintageのSpeed kingは、たまにここの間が広がってしまっている個体がある。
長年力が加えられ変形してしまったのだろう。
自分のものも同部位が8.2cmまで広がっており、rocker shaftが左右にぐらつく事案が発生していた。
ペダルの状態、つまりカムやrocker shaftが組み込まれたままだと、物が間に挟まっているため、矯正することができない。
従って、分解時にここぞとばかりに修理する。


Speed kingのカイロプラクティック状態(笑)。
向きを交代しながら、両方からバランスよく圧力を加えることが大事。
無事に“8cm”に落ち着きましたとさ。

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