2020/07/31

チューニングキー話 その②

ハイテンションなドラムキーをよく使うものの
ポケットに入らないほどデカいので、特にスタジオなどの出先では
一般的なチューニングキーも使わない訳ではない。

一般のドラムキーであれば、EVANS社の『DADK』一択。
最近はこのDADKのような、ごつめのチューニングキーも増えたが
発売された当時は、このようなタイプは画期的だった。


至高。とにかく手に馴染む。
羽の先が丸いこと、回転方向の凹みなど、指にすっと馴染むデザイン。

全体的に重めにできており、それがまた安定的な回転にもつながる。
本当によく考えて作られた物だと思う。


左が第一世代で、右が第二世代。
右側のやつには、“米国”と書いているが、それはアメリカで買ったから(笑)。

発売開始して、かなり早期からデザインの変更があったが、なぜ変わったのかは不明。
真ん中の窪みの部分で折れるクレームでもあったのだろうか(?)。

ずっと第二世代だと思ってたら、最近は第三世代に変わったらしい。
以下が最新版の形である。

やたらシンプルになってしまったのは、なぜに...?

ちなみに穴部分が切削かどうかについては。


もちろん、こちらも切削型である。

このチューニングキーはマグネットが仕込んであるため
チューニングボルトに挿しておけば外れにくいという利点も持っている。
あんまりその恩恵にさずかったことはないのだが...。

チューニングキーって、ちょっとした小物だけど、ドラムにとっては
無くてはならない存在で、なんだか工具のロマンに通ずるものがある。
いつかはオリジナルのチューニングキーを開発したい。

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