使える頻度はともかくとして、自分のドラム機材は一式持っていたい人なので
学生時代から、ハードウェア類を含めて、ドラムセットを一式所有していた。
ハイハットスタンドについては、TAMAのベルトドライブのHH905から始まり
軽量で持ち運びに楽ちんで、シンプルで使いやすい、TAMA HH15Rを長年愛用していた。
TAMAのクラシックハイハットスタンド『HH55F』が発売されてからは
その佇まいに惚れ込み、3年くらい前から愛用している。
TAMA『HH55F』 |
実際にライブでも使用したりしているが、スタンドのハイハットクラッチについては
Pearlの『HCL-205QR』に交換して使用している。
Pearlの『HCL-205QR』に交換して使用している。
数年前より、REMOやTAMAなど、各社スピーディーに付け替えできるクラッチが
販売されているが、現時点ではこのPearlのものが最も秀逸であると思っている。
こいつの特徴は
・ボトムナットの外し方が超絶シンプルで分かりやすい
・ロッドにクラッチを面接触で強力に固定できる
の2点である。
また、トップナットは位置を決めたら、それ以上動かないように
イモネジで締めこんで固定することもできる。
セッティングのメモリー機能的な側面があり、おかげで毎回安心して使用できる。
しいて欠点を挙げるとすれば...
トップナットの回りが渋く、異様に固い。
それが、緩みにくさの元になっているという噂もあるが
自分の場合は、潤滑オイルを塗布してナットの回りをスムーズにしている。
スタジオ備え付けのハイハットスタンドは、クラッチがすぐに緩んだり
フェルトが潰れていたり、大抵コンディションが悪いことが多い。
なので、以前から自前のハイハットクラッチを持ち込み、交換して使うことが多かった。
そして、今ではハイハットスタンドごとスタジオに持ち込むようにしていて
慣れ親しんだハードウェアでプレイするようにしている。
以前、ライブで対バンのドラマーさんが本番直前でハイハットクラッチが故障し
このクラッチをお貸しして、本番を演っていただいたこともあった。
ちゃんとした(?)ハイハットクラッチを持っていて良かったと思う瞬間である。
マイ・ハイハットクラッチを持っていると、確実に幸せになれる。
スタジオ入りの時は、ぜひポケットに忍ばせておくことをお勧めします。
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