2015/01/23

SWITCH KICK


どうしてこれまでこんな商品がなかったのか?

SWITCH KICKと呼ばれる、ドラムペダルのビーターを
自由に取り換えることができる、画期的な新商品。


開発者は「F.A.S.T.システム」と名付けた特徴をアピールしており
・Flip:ひっくり返す
・Adjust:長さを自由自在に調節
・Switch:ビーター部分を自由に交換
・Tool-less:しかも工具要らず
といった機能を持ち合わせていると説明。

ペダルに基本となる棒を突き刺しといて
その上からビーターを被せて調整するとは、恐れ入るアイディア。

瞬時にビーターの交換ができ、さらに打点も自由に選べペダルとジョイントする作業も要らない。
従来のようにたくさんのビーターを持ち合わせるのがバカバカしくなる。

米国ではNAMM SHOW 2015が始まる頃だが、ブースも出ている様子。
このようなドラマーの夢を広げてくれる革命的なアイディアは、心から応援したい。

2015/01/21

夢の競演


先日、近所のジャズバーに好きなドラマーが演奏しに来るということで行ってきた。

そのドラマーは田中栄二さん。
10年前ピアニスト矢吹卓さんとのトリオでの演奏に感動して以来注目していた方。

今回はその田中さんと著名ドラマーの鶴谷智生さんとのツインドラムユニット
「合算遺伝子」がやってくるということ。
さらにゲストにあの、矢吹卓さんを迎えたトリオ演奏!
田中さん一人でも行くのに、まさに一石三鳥、観に行かない選択肢などない。

狭いお店なので、目の前で演奏を観ることができた。
こんな近くで著名プロドラマーの演奏が見れるのは、三島アフタービートでの神保彰さん以来。

オールラウンドプレイヤーである3方とも本当に素晴らしいプレイ。
即興プレイだらけだと思うけど、ミュージシャン特有のあのすごみのある反応の良さ。
そしてどれだけ自由にプレイしても、主線がびしっと揃って全く乱れず。
おふざけがあっても(むしろおふざけだらけなのだが)、かっこいい。
さらにトークの軽快さまでもがプロフェッショナル。

夢のような楽しいひとときを過ごすことができた。
そしてやはり、無性にドラムが叩きたくなった。

3方ともおふざけして笑ってるけど、目の奥に垣間見える信念は間違いなく本物。
迫力がありました。


追記:田中さん、終演後に突拍子もない質問をしてすみませんでした。

2015/01/15

Happiness is a warm tone.

スタジオに入って3時間、新たに製作したスネアの評価。
適するピッチ、チューニングレンジの確認。
はたまたフープ、スナッピーとの相性の検討など。

経験と理論に基づいてデザインしたドラム。
予想通りのこともあれば、実際に出来上がったものを触って初めて分かることも多い。
奥が深い。難しい。

今年はさらに躍進したいと思っている。