先日楽器店へ行った際、面白いものを発見。
Zildjianから新しく発売になった、Laminated Birch Drumsticks。
これはバーチの合板を使って作られた、単板ではない新しいタイプのスティック。
とてもしなやかであり、ラッカー感がしっかりと感じられ、個人的に好みの手触り感。
そして、従来のスティックと比較してずっしりと重い。
最も細径のHeavy Jazzでもかなり重く、ドラムやシンバルの芯まで鳴らせそう。
よくよく考えると、合板ほどスティックの素材として適したものはないかも知れない。
強度もあり、湾曲にも耐えうる。おそらく欠けにも強いだろう。
生産コスト面でも有利ではないだろうか。
そう考えると、スティックって別に単板でなくてはならない理由はないのかも。
唯一の欠点は重くなってしまうことかな?
そういえば、某国内メーカーさんが以前合板製のスティックを発表していた。
それを見て、“なるほど~”って感心したことを思い出した。
伝統や歴史があり、あまりにもスタンダードすぎるものこそ
革命的な斬新なアイディアで変革できるのかも知れない。
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