今日は久々にシンバル切り。
名器、『Paiste 3000 Thin Crash』18インチ。
名器、『Paiste 3000 Thin Crash』18インチ。
かなり年期の入ったシンバルだが、これは学生時代に
当時渋谷にあったドラムショップGatewayで、割れ加工済みのものを購入したもの。
割れ加工が入っていたにもかかわらず、物凄く音が良かった。
度々使用していたが、その後ひび割れが拡大し
放置していたところを、意を決して久々にカットオフすることに。
割れ加工をするときは、U字型のくり抜きは良くない。
カットする面積は大きくなってしまうものの
一直線で切るのが、再度ひび割れが発生しにくくなり、結果的に一番長持ちする。
ひび割れの最先端をよく見極めて、
印をつけて
ホールと直角に交わるラインで、線を引く。
シンバルカットのお供は、いつも『Bahco』。
金鋸本体は別に何でもいいんだけど、鋸刃は『Bahco Sandflex』一択。
色々試してきたけど、やはりこれが一番キレが良い。
さて、家で切ると家族から大ブーイングなので、近所の公園へ。
大勢のキッズの前でやると確実に囲まれるので(爆)、最も人けの少ない場所へ。
新聞紙をひいて、手袋をして、手足で固定して着手。
もちろん、鋸刃にはオイルを添加する。
大丈夫、周りの人に変な目で見られても
“我、職人ぞ”の空気を醸し出しとけばいい。
シンバル切りが久しぶりすぎて、完全にコツを忘れてて(爆)
前半結構苦労したが、後半はコツを思い出しサクサクと。
カット後は、ダイヤモンドやすりで切断面を整える。
そして、完成の図。Before→Afterも一緒に。
カットすることで、クリアーなサウンドになった。
加工したシンバルは、専らスタジオ練習用に使う。
完全円形と比べたら、わずかに音量が落ち、ややトラッシーだけど
それでもスタジオの初心者用安物シンバルに比べたら、全然いい音。
完全円形と比べたら、わずかに音量が落ち、ややトラッシーだけど
それでもスタジオの初心者用安物シンバルに比べたら、全然いい音。
クラッシュとして遜色なし。
切ってあげると長生きしまっせ。
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